地球守 中部支部WS 2020.2.9

 
地球守中部支部さんのワークショップ(WS)を受けに
愛知に行っていました。
 
地球守さんとは、
「生態系を養いうる自然環境のポテンシャル」の視点をもって、
環境講座・環境改善指導・環境診断・環境調査を全国各地でされ、
地球・人・生きとし生けるいのち に対するあたたかな想いを
共有するための 緩やかな学び・交流の場作りなども、
精力的になさっている千葉に本部があるNPO団体。

 
本部で行われるワークショップは、
いつも募集開始からすぐ定員・キャンセル待ちに
なるほどの人氣ぶりです。

🌳
 
この日の中部支部でのWSは、
本部で行われたWSのビデオのシェア会と、その一部の実践。

▪どんぐりのポット苗作り
▪マウンド(苗木の寄せ植えの杜)づくり
▪大きめの植木鉢の中での杜つくり
▪落ち葉ストッカー・コンポストづくり
▪街暮らし編:コンポスト(ベランダ・室内)の紹介
▪土葬・風葬のこと

 
ビデオの中の高田代表は、作業しながら、

 
◇   有機物が土に還る・朽ちる『死』のエネルギーが、
次の『生』のエネルギーになるという循環の話

 
◇   土が分解する過程で、菌糸が生まれる。
その菌糸こそが、
植物や微生物たちのコミュニケーションの
ツールであるという話
 


などをしてくださっていました。


落ち葉と炭をメインに作ったポットの上に置いたどんぐり。
そこはまさに、
『生命の受け渡しの場』ということになります。

 
やがて、

 ポットの中の落ち葉や枝などは、
黒くふかふかの土に変わり、 白い菌糸が増えます。
 

 そういう環境の中で発育する苗だけが、
周囲や大地と会話が出来て、
自分でバランスをとることが出来る、
『木という知的生命体』になるのだそうです。
枝についている白いのが、菌糸。
 わたしは何故だか、
「うん、そうそう。そうですよね。」
と思いながら聴いていました。

 理論的に説明は出来ないけれど、
感覚として知っていた・・・ような。 
 
子どもの頃に体験した
山の中の地面・木々の匂いや触感など記憶や、
間伐などで林に入った時の感覚で、
潜在的に知っていたことを
言葉にしてもらったような・・・。

 だから、
わたしは自分が死んだら土葬して欲しいと、
一時、方法を模索していて、
娘にも希望として伝えていました 笑

 もしも幸運にも、
自分の死期の目安がわかるような幸せな最期だったなら、
山の中に自分で入るのが現実的なのかなぁ・・・とも。



「感覚としてわかっていた」と感じたのは、
高田代表のお話が魅力的だったからで、
急速に腑に落ちた・・・のかも知れません。


🌳

 
コンポストや、土葬・風葬も、
『生命の受け渡しの場』を作るという基本は同じ。
 
すべてが、
“作業”と呼ぶには
あまりにも敬意がこもった行いでした。

 聞き逃しましたが、
 “作法”と時々おっしゃっていたのは、
そういう意味もあるのかも知れません。
 

まずは、

☆どんぐりのポット苗作り

☆自宅のコンポストの改善(ベランダ用)
 
を、自宅で実践し、
また、シェアさせていただきます。
▪大きめの植木鉢の中での杜つくり 実践
竹炭作りも見せていただきました。