2018年のフォレスターズプラス【埼玉☆きらめ樹】

平成最後のきらめ樹皮むきシーズンである今期、1000本以上の皮むきをしたチームがあります。
埼玉県入間郡毛呂山町に拠点を置く『フォレスターズプラス』。

1000本と言っても、やみくもに剥くのではありません。

  100㎡(状態によっては50㎡)をひと区画として断面積合計を出す。
   ↓
  基準値に基づいて間伐する本数にあたりをつける。
   ↓
  全体のバランスと木の状態などを見て感じて、「どの木を残すか?」と選木する。

という、一番大事な行程があります。

ひと区画2~3本しか剥かなくてもよいと判断する区画もあったりするので、間伐対象木1000本を選び出すだけでも、ものすごい労力なのです。

4月末のシーズン初めから月に2~3回のきらめ樹体験イベントを開催して『伝える』ことに特化し、、その他の日には協力者とのつながり作り、地域や他の団体などときらめ樹を結ぶアクション多数、イベント前日にはトイレ用のテントの設置や区画作りなどをこなして来られました。

その間もイベント日以外で時間を作り、皮むきをされていましたが、イベントシーズン終了と同時に、一氣に集中して数にこだわり仲間を募り『ガチ剥き』をして、1000本超えを達成されたのです。
※イベント期間中にはわたしも何度が参加できたのですが、遠方すぎてガチ剥きに関われなかったことは、とてもとても悔しい!

忙しいのに、マメに活動の様子を発信してくれていたので、
地域の『森を蘇らせよう』という意識も高かったり、協力者が有力者だったり、集中できる環境が作れたり・・・
という強運を倍増させつつ、どんどんマンパワーを巻き込んで行く様子を、心から頼もしく思い、尊敬しながら見ていました。

彼らがつながった方の中には、きらめ樹を始められた時期は先輩でもあり、大地を再生する専門家さんも!
https://ameblo.jp/chuou1/entry-12398984403.html

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樹皮を剥いた1000本のスギ・ヒノキは、その林内にふさわしいペースで枯れていきます。
枝や葉が落ちます。
すると1000本分の足元に、太陽の光が届くようになります。
微生物が活動を始めます。
眠っていた植物の種が然るべき場所で、自然のタイミングで芽吹きます。
そのうちの落葉樹の葉で腐葉土が出来て、栄養価が高い土が出来ます。
多種の植物の根っこは、互いにバランスをとり、深く広く密に伸びて行くでしょう。
保水力も上がり、土砂災害の危険も軽減するでしょう。
花が咲いて実が生ったら、いきものの住処も安定するでしょう。

きらめ樹をしてから7年経って沢が生まれた朝霧高原のように、近い将来、オアシスのような場所も生まれるかも知れません。

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1年半が経過すると、まず、樹皮を剥いて枯れた木の半数程度を伐採します。
それは、林内の環境の変化をゆるやかにする為。
とは言っても、単純計算で500本!

立ったまま枯れて、”天然乾燥木材”となったそれを伐り出し、製材して、建築材などに加工して製品化する。
それを生業にすることで、活動を継続させる。
そこまでが、当面の理想のカタチなのだと思います。
フォレスターズプラスは、それと地域の産業や作物(桂木柚子など)とのコラボもしていく計画のようです。

分かりやすい成功例が出来ると、「うちの山もやりたい」という地主さんが出てくるようになる望みともつながる。
地球を壊すことに加担する事業をする企業に山を売ろうとする人が減る。
日本の木の使用を促進することで、現在熱帯雨林を破壊しながら得ている木材を減らすことが出来る。
オランウータンを殺しているのはわたしたちだという絶望感を感じずにすむ。
生きる為に食べる物を探しながら人が住むエリアに迷い込んで、結局殺されてしまうようないきものが減る。
山が健康になると、川も海も健康になる。

『自分がしている仕事が、未来の美しく健康な地球と直接つながる。』
きらめ樹ってそういうことだなぁーって、改めて想いを巡らすことが出来ました。
フォレスターズプラスのメンバーの皆さん、協力者の皆さん、ありがとうございます。

今後も、フォレスターズプラスはどんどん大きくなっていって欲しいし、全国でがんばっている皆にも順次、風が吹いて欲しいと願っています。

◆フォレスターズプラス公式ホームページ◆

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