2020・2・28高野山　護摩の場でのこと。

 

オリジナリティあふれる立場から

地球を愛する皆さま、ごきげんよう🌎

 

💝

 

昨日28日は、

高野山の親王院（しんのういん）というお寺に

行ってきました。

 

 

親王院では、毎月28日に

護摩供養が行われています。

 

わたしは今回で3回目。

 

親王院には、

護摩などの行事の時に行き

世話などをする友人がいるので、

そのご縁で、タイミングが合う時に

行かせていただいています。

 

特に申し合わせた訳でもないのですが、

昨日は、ヒューマンデザインを同期に学んだメンバーが

6人も集まった会でもありました。

ちょっとびっくり☺

 

 

院家さんが、美しく丁寧な作法をしてくださる間、

最初の1時間くらいは般若心経を、

火が入り、それらが安定すると、

不動明王真言を全員で唱えます。

 

般若心経の時は

横で支えるお坊さんの声と錫杖の音が、

 

火が入り

そのお坊さんが火のサポートにまわり始めると、

世話人である友人が唱える声が、

 

皆の声のペースを合わせる

指揮のような役割をします。

 

 

 

しかし昨日は予想外の出来事があり、

世話人である友人は、

そちらに急遽まわりました。

 

彼女にしか出来ないサポートが必要なことだったので。

 

指揮がなくなると、

正直グダグダな真言になります。

 

 

そうすると、

 

もう何度も護摩の場に居る経験をしている人、

初めての人、

数度来ていて大まかには分かっている人、

慣れていて声は大きいがペースが走りやすい人、

わざとペースを落とそうとボリュームを上げて

ゆっくり目に戻そうとする人、

どれが氣持ちいいかを感じとりそのラインにのる人、

口パクの人・・・

 

いろいろな人たちが、

だんだんと調和をとろうとするんですね。

 

『ハプニングが、場を結束させた』

ような現象でした。

 

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なにかイレギュラーな出来事が起こった時には、

 

主張が強い方向性を持つエネルギーを発する人たち、

その大きな声のどれかをそのまま採用する人たち、

ある主張を批判したり、ダメ出ししたりする人たち、

いくつかのエネルギーラインを感じとり独自の道を選ぶ人たち、

その出来事を嘆く人たち、

「誰かがなんとかしてくれないと！」と困る人たち・・・

 

いろいろな反応があります。

 

なにか、

その縮図のような場になりました。

 

昨日の護摩は、

いつも以上に、

なにか感じるものを

それぞれに持って帰ることが出来たと思います。

 

ヒューマンデザインを共に学んだメンバーと共に

その縮図を体験したことも、

意味があるのでしょうね。

 

💝

 

親王院の護摩でのマントラは、

不動明王真言の中で、慈救咒 （じくしゅ）という

中くらいの長さのものだそうです。

 

namaḥ samantavajrānāṃ caṇḍa-mahāroṣaṇa sphoṭaya hūṃ traṭ hāṃ māṃ. 

 

「 激しく大いなる怒りの相（すがた）を示される

　揺るぎない守護者であられる不動明王さま

　どうか、わたしたちの迷いを打ち砕き、

　障りをとりのぞき、

　わたしたちの胸の中の願いを

　叶えるための手助けをしてください」

 

調べたいくつかをまとめると、

大まかな意味は、このようなカンジみたいです。

 

▣　hūṃ

「h」はシヴァ、「ṃ」は、不幸や苦痛を駆逐することを意味する言葉

 

▣　traṭ hāṃ māṃ. 

お不動さまをたたえる言葉

※カンマーン（ hāṃ māṃ. ）・・・不動明王を象徴する真言・梵・種子

 

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なにか熱心に傾倒している宗教というのが無いので、

今までこういうことに触れる機会がありませんでした。

 

そういうような人にも

経験の為の門を開いてくださる懐の豊かさが

ありがたいなとも思っています。

 

 

猫好きIntegrationヒューマンデザイン師